タッチストーングループの事業セグメント戦略的不動産事業本部

戦略的不動産事業本部

当社は設立以来約20年間、大手アセットマネジメント会社などとは一線を画したきめ細かいサービスをご提供することで、欧米の大手ファンド及び機関投資家やシンガポール、マレーシア、香港といったアジア各国のファミリーオフィスなどの富裕層や事業法人など様々な投資家へ不動産投資のサポートを行ってまいりました。
海外からの日本への不動産投資は旺盛であり、今後も海外の投資家へのサポート業務を継続して参ります。
また、国内の不動産会社など、これまでの取引実績のある顧客に対して、当社と親密な海外ファンドや海外投資家の不動産売却のサポート業務も併せて継続していく所存です。

1.アセットマネジメント事業

  1. 海外、国内の不動産アセットマネジメント(資産運用)業務
    多くの海外投資家からの要望があったにもかかわらず、この分野の整備が遅れており、投資家の皆様にご迷惑をおかけしておりました。今後は早急に体制を整え、投資家のご要望にお応えしたいと考えております。また、海外投資家向けに提供していたセパレートアカウント(クローズドエンド型)の不動産ファンドに加えて、新たに国内投資家向けに中長期的な安定収益を上げるオープンエンド型私募ファンドや私募の不動産投資信託をご提供できるよう体制を整えてまいります。
  2. 海外、国内の不動産プロパティマネジメント(管理サービス)業務
    当社は設立以来約20年間、当社が取扱った海外投資家からの投資不動産に対して、きめ細かいプロパティマネジメント(管理サービス)を行ってまいりました。今後も更に高いサービスを目指していきたいと考えています。

2.アクイジション・アドバイザリー事業

  1. 海外、国内の収益不動産の取得、販売業務
    30%前後のエクイティと70%前後のノンリコースローンとの組み合わせによる収益不動産の自己取得及び販売業務を、今後当社の収益構造(キャピタルゲイン)の中核とするため、この分野の体制整備は特に力を入れて参ります。
  2. 海外、国内の不動産の仲介業務
    当社は、海外投資家からのこの分野での取扱高は日本においてトップクラスのリーダーカンパニーと自負しております。2023年8月31日から2024年2月29日までの6ヶ月で約1,000億円の取扱いを実行いたしました。
    今後も、この分野のリーダーカンパニーとしてさらに高い目標を掲げて、努力していく所存です。

3.不動産開発・再生事業

  1. 海外、国内の新規不動産開発業務
    当社と資本提携している米国のTAT社は、過去50年間にわたりハワイ州やカリフォルニア州を中心に数々の開発を行ってまいりました。例えば、ハワイ州のオワフ島において同社が開発した「コオリナリゾート」やマウイ島の「グランドワイレアリゾート」は、今では国際的な高級リゾートとして認知されております。これらの実績、ノウハウを共有して、今後は大小様々な不動産開発を共創していきたいと考えています。
  2. 海外、国内の既存不動産の再生業務
    中古住宅や中古オフィスビルを取得し、これらを再生して売却するという再生ビジネスは、当社の今後の大きな課題となるでしょう。この分野においても体制整備を急ぎます。