お客様本位の業務運営に関する方針(7)

7.役職員に対する適切な動機づけの枠組

当社は、役職員自らが率先して、お客様の最善の利益を常に意識し、より良質な商品サービスを提供・推奨できるよう、役職員の知識・意識を向上させ、本方針の定着・浸透を図ることで、お客様本位という考え方や姿勢が企業文化として根付くよう努めます。

方針の具体的な内容・取組状況等

● 役職員に対する適切な動機づけの枠組み
当社は、お客様の最善の利益を求める業務を行っていくことが、お客様との信頼関係を深め、顧客基盤を強固なものとし、当社を持続的に発展させることにつながるものと認識しています。こうした認識のもと、持続的な発展を成し遂げるために、当社は、お客様本位という考え方や姿勢を重視した意識の定着や企業文化の醸成を図っていきます。
当社ビジネスを取り巻く市場構造の変化等、様々な外的環境の変化によって、従前のビジネス形態や業務プロセスはいずれ通用しなくなり、新しい視点で発想し、主体的に行動を起こし、変革を実行していくことが求められています。このような変化が必要な時代にあっても、当社の業務運営において、本方針に掲げるお客様本位という考え方や姿勢のもつ本質的な価値は不変であり、失ってはならない普遍的な中核の行動規範であると位置づけています。
なお、内部監査業務において、当社の組織風土・文化や役職員の各個性(知識経験、素養、性格等)が、各業務のプロセスの実効性や実態にどのような影響を与え、どのようなリスクや効果を及ぼしているのか、理解・把握又は想定した上で、監査の指摘事項や改善案の提案を行うよう努めています。
● 職業倫理に裏打ちされた専門性
当社は、ミッションステートメントとして「卓越への情熱を持ったブティック型インベストメント・マネージャー( a boutique investment manager with a Passion for Excellence )である」と公表しています。
このミッションステートメントを具現化していくために、役職員がお客様へのフィデューシャリー・デューティーを強く意識して業務にあたるよう、継続的に研修・教育を実施しています。
また、専門性の維持向上と職業倫理の醸成のために、不動産関連ファンドの運用管理に資する各種資格(不動産証券化協会認定マスター、宅地建物取引士等)の取得奨励や、所属する業界団体等の主催する外部研修・セミナーの受講奨励を行っています。